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清水先生のカラー・モノクロの原画の画材について。

 

以下の文は、引用以外、ほとんどが推測、考察です。
でも長い間資料を読み続けたので、
それほど間違ってないと思います。
  
 
清水先生のカラーイラストは、ほとんどが手描きです。
というか、私は清水先生のカラーのデジタル画を、
見た事がないと思います。
 
 
『メロディ』1998年9月号の口絵ポストカードに
それっぽいのもありますが、
カラーのスクリーントーンか何かではないかと思います。
 
 
清水先生は昔から、カラーインクを愛用されているようでした。
それプラス、色鉛筆を使われることもあるようです。
(複数の資料より。)
 
 
カラーイラストの画材について
 
【画材】基本的にカラーインクです。ドクターマーチンが主。
ルマの肌色に私が好きなよく使う色があって、
それがなくなりそうなので買いにいこうと思ったらやっぱりなくて。
仕方がないから他の色を買いました。
たまに色鉛筆とかも使います。
『月の子』の時にきたのじゅんこさんが好きだったので、
あの方が色鉛筆で描かれているのと似たような感じを目指して
色鉛筆を使ったりした時期もあったんです。
当時の『月の子』のイメージ、ふわふわっとしたベンジャミンの
イメージを描きたい時に色鉛筆を使うと合ったんです。
主線は耐水性のカラーインクで入れています。
【紙】紙はクレセントボード。
細めの、わりとつるつるした感じの紙に描いてます。
 
『季刊コミッカーズ』2005年春号。清水玲子先生インタビューより引用。

 
 
 
あと、
「少女まんが家になろう!」(花とゆめCOMICSスペシャル/白泉社)
という白泉社のまんがの描き方ガイドに、
清水先生の愛用の筆、ペン先等が、カラー写真で掲載されています。
 
 
あと、モノクロについては、
 
インク・墨汁・・・ペン入れもベタも墨の華。
『 少女まんが家になろう!』(花とゆめCOMICSスペシャル/白泉社)
より引用。(2006年発行)

 
だそうです。
細かい画材等は、それぞれの冊子の掲載時のものだと思います。
 
 
ちょうどメル友に聞かれたし、
原画展開催中なので、書いて見ました。
 
引用以外、考察、憶測ですので。
もし間違っていたらごめんなさい。
 
 
『メロディ』にも原画展情報掲載されなかったようですが、
原画展を楽しんできてくださいね。

(2009年3月11日)

 

   清水玲子先生「秘密」原画展予告。=>GO
   『秘密』原画展レポート。=>GO

 

『秘密―トップ・シークレット―』清水玲子
白泉社ジェッツコミックスA5版1〜6巻 以下続刊/隔月刊『メロディ』掲載

 

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