【月夜水の詩】HOME > 清水玲子の本について > 清水玲子の作品世界』 その1(代表作3作) |
――清水玲子の作品世界。――
1−A 「大切な人」
『ミルキーウェイ』――ジャック&エレナシリーズ 清水玲子先生の描いたキャラに、ロボットのエレナ(セクスレスです)というキャラがいる。彼(彼女)は最愛の人だった人の、妻に言われる。
『月の子 ―MOON CHILD―』 清水先生って、中性は恋愛ができないのか、っていうテーマを、いちはやく描いた方なのよね。(いえ、答えはそこで終わっていませんが。)
『輝夜姫(かぐやひめ)』 今、清水先生が描いている、『輝夜姫』は別のイミで面白い。同性、異性、友情、恋愛のはざまで。独占したいとか、ずっと一緒にいたいとか、思うわりには、友情か恋愛かなんて考えないまま、相手を求める。 |
1−B 「生命の重みと人の尊厳」 『ジャック&エレナシリーズ』 ロボットのエレナは、最愛の主人(人間)を失ってから、200年1人で生きてきた。
『月の子 −MOON CHILD−』 『月の子』のセツは、地球の「毒」におかされる。セツはティルトのつくる薬を飲むのを拒否する。「ティルトが危険な海に行かないように」 「このまま自分が生きていれば、ティルトは自分ばかりかまって、守るべきベンジャミンを殺してしまうかもしれないから」
『輝夜姫』 神淵島の孤児たちは、実は要人が肉体のスペアとしてつくったクローンだった。 ( 2001年) |
「ジャック&エレナシリーズ」には、 『ミルキーウェイ』『竜の眠る星・全5巻』 『天使たちの進化論』があります。(花とゆめコミックス) ( 白泉社文庫版に『ミルキーウェイ』『竜の眠る星(全2巻)』 『天使たちの進化論』もあり。) 『月の子(全13巻)』花とゆめコミックス (白泉社文庫版『月の子(全8巻)』) 『輝夜姫・1〜17巻連載中』花とゆめコミックス |
Copyright:(C) 2001 夜子,All Rights Reserved. |