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Q&A  「秘密」本編の年号表記と、「2000」「2004」「2006」が欠番の理由。[651]



「秘密2001」「秘密2009」というのは、
発表当時の年号表記ですね。
本編は、発表当時、
作品名のタイトルが、
「発表年の年号」
(「メロディ」に掲載された号の年)
だったんです。
 
 
 
新装版は、この「年号表記」と、
「case.番号」「事件名」が併記されていますね。
よりイメージしやすくでしょうか。
 
 
 
あの「case. 」と「事件名」
この二つの併記は、
A5サイズの「ジェッツコミックス版」
の時には、なかったものなんです。
 
 
B6サイズのHCS版
(「花とゆめコミックススペシャル版」)
の「秘密=新装版=」1巻(本編)
からなんですよ。
 
 
新装版1巻の発売が、
2015年12月。
それからなので、まだ歴史が浅い。
 
 
だからまだ、私は、
「case. 」と「事件名」を暗記できてない。
「年号表記」で覚えてますね、事件を。私は。
 
 
 
 
「season0」も、
「創世記」「原罪」「可視光線」と、
タイトルがシンプルですよね。
 
 
 
「悪戯〈ゲーム〉」って、
コミックス化された時、
背表紙にどう収めるか、心配。。。
 
 
 
シンプルなタイトルについて、
以前清水玲子先生は、こうおっしゃっています。
 
 

「タイトルを付ける際、
あまり細かく表記してしまうと、
話が膨らんだり長くなったりする時に
困ることがあるので、
短い表記になるようになりました。」
 
「「ぱふ」2008年1月号より引用。」

 
 
 
あと、「秘密」本編は、
「2000」
「2004」
「2006」は欠番です。
 
 
「2000」は、
「WILD CATS・3」が、
発表されました。「第九」シリーズは構想中か、
うまれる前だったのもしれません。
 
 
「2004」は、
「輝夜姫」クライマックスのため。
そちらに集中したかったそうです。
ショートストーリー「不思議な秘密」が、
代わりに掲載されました。
 
 
「2006」は、
2005年〜2006年の間、
清水先生のご事情で、
「秘密」連載が休載になり、
「2005」の連載が、2年にわたったためです。
 
 
 
 
清水先生の作品は、ほんと、
シンプルなタイトルが多いですよね。
 


【月詩Blog】2018.11.26 (Mon) より  
2021年3月2日UP