「契約」
たったひとりのひとが
いなくなったから狂うのではない
たったひとりのひとしか
いなかったから自分を失った
この世でたったひとりでは生きてゆけない
誰も僕に気づいてくれない
君すら必要にしてくれなくなる
誰がそんな日に耐えられるだろう
君が生きていてくれるなら
僕は魔女にも悪魔にもなれる
(Tilt)