もともと、合作を作ろうと思っていたわけではなく、
いくつかのやり取りで、お互いに共鳴しました。
間にいくつかのメールもやり取りして。
せっかくなので、私のサイトでも取り上げたいと思います。
まよるんさんのサイト、【尽地の弧(TSUCHINOKO)】サイトに、
サイト名の由来があって、そこに、
偶然から気に入った「つちのこ」という言葉が由来で、
「字を当ててるうちに「地が尽きるところの弧の形」という
イメージにつながった」ため、【尽地の弧】というサイト名に決めた、と、
お書きになっていらっしゃったので、
それと、
【尽地の弧】サイトさんの初代TOP絵が、
地球に立った少年?の足と、
月と竹やぶ、女性?の絵、と、いくつもの情景があって、
(私、この足を、3つ子のものだと勘違いしたんだよなぁ。)
その絵と、「地が尽きるところの弧の形」というイメージと、
ちょうど当時、「月探査衛星かぐや」の映像で見た、
月面のクレーター越しに望む地球の映像と重なって、
ふと、それと重ねて、ふっと「見え」て心に浮かんだものを、
「ティルト×セツ」のお礼と、開設祝いに、詩として贈りました。
今度は月から見た地球です。
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『月の弧』
荒涼とした月の大地の地平線に、
ぽっかりと浮かぶ、青い青い地球。
そこには何があるのだろう。
養母たちは言った。
「月には魚たちと私たち5人の人魚しかいないけれど、
地球にはたくさんの人魚が10年ごとに帰ってきていて、
たくさんの人間や動物や植物や、たくさんの生き物があって、
とても美しい星なのよ。」
いつか僕らもあの星へ、いけるのだろうか。
青い、青い、光放つ星へ。
こがれ、こっそり2人で見に行く、月の果て。
そこに浮かぶ地球に、いつか行く日を夢見て。
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この詩を書いた時。
私は、病弱なベンジャミンはサラとミラルダの側でいて、
ティルトとセツ、2人で、地球を見に行くという情景が浮かんで。
いくのなら、2人の秘密だといいなぁと。
でも。私の思いも見透かされて、まよるんさんは、
なお、素晴らしいイラストをお描きになったのです。 |