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短編読切『不思議な秘密』 月刊「メロディ」 2004年2月号掲載 ネタばれ

 

『不思議な秘密』は、短編読みきりで、『輝夜姫』ラストスパートで、
先生が『秘密』を書けなかったとき、代わりに載りました。
 
幽霊が第九にいるという噂。
届いたばかりの生首の遺体の捜査を
夜中、第九で、薪さんと2人きり、で、することになった青木。
 
その視界は、奇妙で。MRIの設定の「死亡する1日前」の映像が、
晴れた昨夜ではなく、
そのうち、「今現在のこっちに歩いてくるその視界」を
見ているのではという疑惑がわく。
 
ゴムマスクをつけた男が第九にやってくる。
撃退したあとに残ったのは、雨水とマスクのみ。
 
最初の画像に出ていた場所から死体は見つかった。
首以外の全身が。
 
青木の机の底に、そのゴムマスクは残っている、
という、不思議なお話。
 
ボールペンで青木のあごを押し上げる薪さんとか、
二人っきりの深夜の室内とか(同じ画面覗き込んでるし)、
薪さん青木の手を握るし、
青木薪さんかばうし、
薪さん青木かばうし、
青木薪さんの肩をつかむし、
青木薪さん抱き起こすし抱きしめるし、
腐女子視点で見るとおいしいかも。
 
青木と薪の二人きり、
天地を回想する青木と、短いながら、おいしい話です。
 
 
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いかがでしたか?

(2006.3/29)

 

『秘密―トップ・シークレット―』清水玲子
白泉社ジェッツコミックスA5版1・2巻 以下続刊/隔月刊『メロディ』掲載

 

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