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もうすぐララの発売日です。(現在夜中、日付け変わって10/21。)
一番気になるのは、碧です。
清水先生は、消された命、継がせた命、
さまざまな命を描いてきたから、
身体不自由の碧の選択、考えで、
『輝夜姫』という物語が決まってくると思います。
 
ソギョンは、ずっと自分で走れなくて、楓の心臓をもらって、
自由に走れたかもしれない。
ヒロキは、ケロイドが治り、普通に、幸せに暮らせたかもしれない。
きっと本体も、いろいろ大変な苦痛や不自由があったはず。
 
ここで碧が、自分はみじめだ、と、自らをおとしめてはいけないと思う。
ドナーや臓器移植がテーマのひとつであるならば。
 
 
あと、「月」は何なのか。
月と地球の関係は。
月に人格を持たせた清水先生。
「かぐや姫」の意思は。
神淵島とは。
月と神淵島を舞台に何が起こるのか。
 
 
個人的には、まゆと楓が活躍してくれないかなぁと。
いや、楓は出番あるだろうけど、
まゆは? 動くのか?
 
読んで何かが残るラストを切望します。
生きていく力となるような。決して絶望でなく。
10年間、見守ってきたのだから。

(2004.10/21)



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