『月夜水の詩』HOME > 『深く語る。』 > ネタばれ危険ゾーン > 5 |
5 もうすぐララの発売日です。(現在夜中、日付け変わって10/21。) 一番気になるのは、碧です。 清水先生は、消された命、継がせた命、 さまざまな命を描いてきたから、 身体不自由の碧の選択、考えで、 『輝夜姫』という物語が決まってくると思います。 ソギョンは、ずっと自分で走れなくて、楓の心臓をもらって、 自由に走れたかもしれない。 ヒロキは、ケロイドが治り、普通に、幸せに暮らせたかもしれない。 きっと本体も、いろいろ大変な苦痛や不自由があったはず。 ここで碧が、自分はみじめだ、と、自らをおとしめてはいけないと思う。 ドナーや臓器移植がテーマのひとつであるならば。 あと、「月」は何なのか。 月と地球の関係は。 月に人格を持たせた清水先生。 「かぐや姫」の意思は。 神淵島とは。 月と神淵島を舞台に何が起こるのか。 個人的には、まゆと楓が活躍してくれないかなぁと。 いや、楓は出番あるだろうけど、 まゆは? 動くのか? 読んで何かが残るラストを切望します。 生きていく力となるような。決して絶望でなく。 10年間、見守ってきたのだから。 (2004.10/21) |